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あと施工アンカーのポイント! (引張試験編) 動画で解説

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はじめに 

この記事をご覧いただいている皆様

お世話になっております。HILTI阪神地区代理店の山内商事株式会社でございます。

 

今回はアンカーテスターであるDPG-100を用いて行う引張試験(引抜試験)の手順について

動画と画像を使って解説します。

DPG-100はコンパクトなアンカーテスターです。

軽量の為、あらゆる場面での試験が一人でも可能になります。

 

当記事を最後までご覧になっていただき、ご参考いただけますと幸いです。

あと施工アンカー引張試験とは

あと施工アンカーの引張試験(引抜試験)の手順についてご紹介させていただく前に、

あと施工アンカーの引張試験(引抜試験)の概要に関して簡単にご紹介いたします。

 

あと施工アンカーにおける引張試験(引抜試験)とは、アンカーの打設後におこなう品質検査を指します。

計画書に則した施工が為されているかを確認する、接触や打音などを人間の力を加えて検査する

「自主検査」と、加力測定装置を用いる「立合検査」に大別されます。

今回ご紹介するアンカーテスターを用いた引張試験は「立合検査」にて実施されることが多いです。

これにより、アンカーが正確に施工されているかを知ることができ、

かつ今後の製品の設計や加工、品質管理を行う上での参考にすることができます。

 

それでは動画をご覧ください

今回はDPG-100を用いて、アンカーテスターの使い方を動画で解説します。

DPG-100はコンパクトなアンカーテスターです。

軽量の為、あらゆる場面での検査が一人でも可能になります。

 

それでは、動画の中で出てきた引張試験(引抜試験)において確実に抑えておきたいポイントを以下で詳しく解説いたします。

下穴の穿孔(TE6-A22-DRS)

  • 1
    下穴を穿孔

HILTI TE6-A DRSを使って下穴を穿孔します!

DRSとは集塵装置のことで、これを使うことで切り粉の飛散を防ぐことが可能です。

特に、天井作業の際は集塵装置なしで激しく飛散するため必須と言っても良いでしょう。

穿孔後の切り粉が少なくてきれいなため、DRSを使用することをオススメします!

TE 6-A DRSの詳細はこちらから!

アンカー挿入のポイント(HKD編)

  • 1
    アンカーを挿入

穿孔し、孔内の切粉を完全に除去した下穴に内部コーン打ち込み式金属系アンカー「HKD」を挿入します。

今回の動画ではショートアンカーの3/8×30を使用しております。

  • 2
    打ち込み棒を使用し打ち込む

今回は手打ち専用工具HSD-Gを使用しております!

HSD-Gの側面の窪みで適合アンカーを確認してください。

適合を確認出来れば、ハンマーを使用してアンカーに刻印がつくまで叩き込みます!

 

※機械内専用工具HSD-M、HKD専用セッティングツールHKD-TE-CXを使用する場合

ハンマードリルに装着し、打撃モードであることを確認して下さい。

先端部がアンカー内部へ完全に入るまで押し込んでください。

手打ち式専用工具HSD-Gでアンカーを打ち込むと、

打ち込み部に刻印ができるので、目視で確認ができます!

  • 3
    寸切を取り付ける

アンカーを打ち込めたら、寸切をねじ込みます!

HKDなどアンカーの詳細はこちらから!

アンカー挿入のポイント(SC6編)

  • 1
    下穴を開け、アンカーを打ち込む

HUS3-I SC 6の下穴に必要な穿孔径は6mmなので、まずはハンマードリルで下穴を開けます!

※穿孔後、必ずポンプ等を使用して孔内の切粉を除去してください。

 

まずは取付物を合わせてアンカーを挿入し、

その後インパクトドライバーなどにソケットを装着してアンカーをねじ込みます!

ナット根元部のプラスチックパーツが外れ、完全に固定されたのが確認出来たら施工完了です!

SC6は目視でねじ込み完了が分りやすいアンカーとなっております!

  • 2
    寸切を取り付ける

プラスチックパーツが取れたらボルトを挿入し、これで取付は完了です!

SC6の施工要領書はこちらから!

アンカーテスター DPG-100の計測手順

  • 1
    DPG-100を設置

DPG-100のON/OFFスイッチで電源をつけ、

差し込んだ寸切を中心にし、指定のアダプターナットを締めます!

  • 2
    リセットボタンで表示を0に

アダプターナットをある程度締めたら、

まずは0調整を行うため、リセットボタンで表示を「0」に戻します!

  • 3
    0.3~0.5kN締める

表示を0に戻したら、

0.3~0.5kN程度になるまで手で絞めつけます!

  • 4
    再度リセット

ここでもう一度リセットボタンを押して0調整を行い、

デジタル表示を0に戻してください!

  • 5
    レンチを使用して締め付ける

いよいよ本格的に締め付けます!

レンチを使ってアダプターナットを所要の値(検査荷重)以上まで締め付けます!

  • 6
    数値を確認

今回はHKD3/8×30、SC6ともに3分(3/8)の寸切を使用するので、

許容安全荷重値は3.6kNとなります!

試しに最大引抜強度になるまで荷重をかけてみました!

15~16kNで金属破壊を起こしました!

最大引抜強度まで到達し金属破壊を起こすと、

DPG-100のデジタル表示は-0.06などグッと下がります。

 

今回は以上となります!

この動画ではHKD3/8×30やHUS3-I SC6×55を使用しました!

その他のアンカーを使用する際は、それぞれの施工要領書を確認して施工を行ってください!

あと施工アンカー講習会はこちら

あと施工アンカーは誤った施工方法で施工してしまうと、アンカーの脱落や母材の破損など、重大な事故に繋がる危険性があります!

山内商事ではヒルティと共同で適切なあと施工アンカーの施工方法に関する講習会を実施させて頂いております。

技術講習会はお電話でも受付しておりますので、ご質問やお申込みは下記までご連絡ください。

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「あと施工アンカー施工技術講習会」

「あと施工アンカー引張強度試験」

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ごあいさつ

山内雅也

HILTIのハンマードリル初号機 TE17をご存じでしょうか。
ブルーグレーの本体に赤いハンドル、もう50年近く経つ機種です。
エアロニューマチック機構を 搭載、今では、ごく当たり前の
機能ですが、当時は革新的で
素晴しい穿孔スピードでした。
さすがに、もう見かけることは無くなりましたが、数年前までは、現役で活躍しているご老体もおられました。
今もこの高性能・高耐久性は、
変る事なく息づいております。
一度、手にして頂ければ、
その品質にご納得頂けると確信しております。

 

ヒルティ永久サポート

このロゴがついている機種は、
2年間無償修理を保証します。

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