「あと施工アンカーの建築基準法上の注意点について知りたい」
「あと施工アンカーの設計・施工指針について知りたい」
という方向けに、あと施工アンカーに関わる建築基準法についてご説明します。
〇あと施工アンカーとは
あと施工アンカーとは、既存のコンクリートに穴をあけてアンカーを差し、接着剤や機械的に固定するもののことを指します。また、あと施工アンカーは設備機器や構造物などの取り付け・接合に使用されます。
〇あと施工アンカーに関わる建築基準法について
あと施工アンカーは構造物の接合に用いられるため、万一施工方法などの不備であと施工アンカー外れてしまうと事故の原因になります。
あと施工アンカーの一種である接着系アンカーが原因で発生した事故で有名なのは2012年12月に中央自動車道笹子トンネルの天井板崩落事故です。
接着系のあと施工アンカーが抜け落ち、吊り下げていた天井板が100m以上にわたって落下し、9人の犠牲者が出ました。
このように、あと施工アンカーは用途や施工方法を誤ると重大な事故に繋がる危険性があります。
建築基準法では国土交通省は安全な建築物を建設するために、「建築物の主要構造部や構造耐力上主要な部分など」は指定建築材料として使用できる部材を定めています。
しかし、あと施工アンカーは建築基準法に記載がある国土交通省の定める指定建築材料に該当しないため、「建築物の主要構造部や構造耐力上主要な部分など」では使用できません。
そのため、あと施工アンカーは新築や増築工事ではなく、耐震補強工事や設備機器が倒れないように壁に固定する、設備配管を天井から吊るす際などを中心に使用されます。
□あと施工アンカーの技術者講習について
このようにあと施工アンカーは用途や施工方法を誤って使用すると事故に繋がる可能性があります。そのため、日本トップクラスのあと施工アンカーメーカーであるヒルティ(HILTI)が、阪神地区代理店の山内商事と共同で技術者向け講習会を行っております。
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