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この記事をご覧いただいている皆様
お世話になっております。HILTI阪神地区代理店の山内商事株式会社でございます。
山内商事ではお客様の施工技術向上をサポートするために、
定期的に施工方法を解説した動画を配信しております。
今回はねじ固定式金属系アンカー(HUS3-H)を用いて行う施工の手順について
動画と画像を使って解説します。
ねじ固定式金属系アンカー(HUS3-H)はインパクトレンチ・ドライバーで簡易的に施工が可能であり、施工後のアンカーの高さ調節や取り外しが可能で、再利用も可能な非常に便利なアンカーとなります。
また、トルク管理も必要としないアンカーですので、スピーディーな施工が可能です。
当記事を最後までご覧になっていただき、ご参考いただけますと幸いです。
ねじ固定式金属系アンカー(HUS3-H)の施工手順についてご紹介させていただく前に、
ねじ固定式金属系アンカーの概要に関して簡単にご紹介いたします。
ねじ固定式金属系アンカーの特徴は、
下穴にアンカーをねじ込むといった施工方法ですので、インパクトレンチ・インパクトドライバーで簡単かつ確実に施工することが可能であり、隅部の施工でも母材が割れにくいアンカーとなります。
ねじ固定式金属系アンカー(HUS3-H)の主な用途としては、
・機器・空調設備等・設置
・手すり・仮設金物の固定
・型枠サポート
・外構、解体、撤去、改修工事
・鉄道工事
などが挙げられます。
今回はねじ固定式金属系アンカー(HUS3-H)の施工手順を動画で解説します。
それでは、動画の中で出てきたねじ固定式金属系アンカー(HUS3-H)の施工において確実に抑えておきたいポイントを以下で詳しく解説いたします。
今回はねじ固定式アンカーHUS3-H 8×55を使用するので、
HILTIのハンマードリルビット TE-CX10-17を装着し、
穿孔径はM10、穿孔深さは60にマーキングをして穴をあけていきます。
今回はHILTI TE6-A22を使って下穴を穿孔します。
切り粉対策として、DRSも装着しております。
下穴を孔ける際、回しながら引き抜くことでDRSにより、
切り粉の飛散を防ぐことができます!
DRSとは集塵装置のことで、これを使うことで切り粉の飛散を防ぐことが可能です。
特に、天井作業の際は集塵装置なしで激しく飛散するため必須と言っても良いでしょう。
穿孔後の切り粉が少なくてきれいなため、DRSを使用することをオススメします!
下穴が無事に孔けれました!
TE 6A-22などハンマードリルの詳細はこちらから!
穿孔後は、ポンプやブラシを用いて必ず孔内の切粉を完全に除去しましょう。
ハンマードリルで下穴を穿孔し清掃が完了したら、
取付物を合わせ、ねじ固定式金属系アンカー(HUS3-H)挿入し
インパクトでを締め付けていきます。
フランジ部が留め付け物に密着し、
完全に固定されたら施工完了となります!
ネジ固定式アンカー(HUS3-H)はトルク値の管理を必要としないアンカーですので、
トルクレンチなしで確実に施工が可能となります。
また、アンカーを締め付け後でも高さ調節ができる為、
アンカーの位置を変更し、ライナーを組み込み調節することが可能です。
また、ネジ固定式アンカー(HUS3-H)は施工後も取り外しが可能とります。
耐力が低下しにくいアンカーですので、再利用が複数回可能です。
その他アンカーの詳細はこちらから!
今回は比較的施工が容易にできる金属系アンカーの施工方法を取り上げましたが、現場により強度が高い接着系アンカーが適切な場合もあるなど、適切な施工方法が異なる場合があります。
そして、適切な施工方法でないと、アンカーが抜けてしまい重大な事故に繋がったり、部材のコンクリートの破損に繋がる可能性があります。
山内商事ではヒルティと共同で正しいアンカーの施工方法に関する講習会を実施させて頂いております。お客様のご要望に応じて、臨時で対応させて頂きますのでお気軽にお問い合わせください。
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ブルーグレーの本体に赤いハンドル、もう50年近く経つ機種です。
エアロニューマチック機構を 搭載、今では、ごく当たり前の
機能ですが、当時は革新的で
素晴しい穿孔スピードでした。
さすがに、もう見かけることは無くなりましたが、数年前までは、現役で活躍しているご老体もおられました。
今もこの高性能・高耐久性は、
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