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この記事をご覧いただいている皆様
お世話になっております。HILTI阪神地区代理店の山内商事株式会社でございます。
山内商事ではお客様の施工技術向上をサポートするために、
定期的に施工方法を解説した動画を配信しております。
今回はウェッジ式アンカー(HSA)を用いて行う施工の手順について
動画と画像を使って解説します。
HSAはインパクトレンチとヒルティ トルクバーを使用することで、
連続施工を可能にし高い生産性を発揮。
トルク制御し施工が可能な、初の ETA 適合スタッドアンカーです。
当記事を最後までご覧になっていただき、ご参考いただけますと幸いです。
締付けウェッジ式アンカー(HSA)の施工手順についてご紹介させていただく前に、
ウェッジ式アンカーの概要に関して簡単にご紹介いたします。
ウェッジ式アンカーとは、締付け方式の金属アンカーで、締付けトルクを管理して施工します。
ウエッジ(拡張部)の拡張を管理するため、適正な引抜強度を確保できます。
高い引抜強度が求められる重量物の取り付けに適しています。
ウェッジ式アンカーの主な用途としては、キュービクルなどの大型機器を設置するための架台やアングルブラケットの設置、天井の耐震補強などになります。
今回はウェッジ式アンカー(HSA)の施工手順を動画で解説します。
それでは、動画の中で出てきたウェッジ式アンカーの施工において確実に抑えておきたいポイントを以下で詳しく解説いたします。
今回はHILTI TE6-A DRSを使って下穴を穿孔します!
付属のデプスゲージを使用して穿孔深さを設定します!
今回はウェッジ式アンカー(HSA)のM10×68を使用するので、
HILTIのハンマードリルビット TE-CX10-17を装着し、
穿孔径は10φ、穿孔深さは55で穴をあけていきます。
HSAのそれぞれの仕様はこちらから!
DRSとは集塵装置のことで、これを使うことで切り粉の飛散を防ぐことが可能です。
特に、天井作業の際は集塵装置なしで激しく飛散するため必須と言っても良いでしょう。
穿孔後の切り粉が少なくてきれいなため、DRSを使用することをオススメします!
TE 6-A DRSの詳細はこちらから!
穿孔後は、必ず孔内の切粉を完全に除去しましょう。
今回はHILTIのダストポンプを用いて清掃します。
ウェッジ式アンカー(HSA)を下穴に挿入する前に、
使用するウェッジ式アンカー(HSA)頭部の打ち込みしろが出る位置にナットを取り付けます。
ナットのセットが完了したら、
切粉を完全に除去した下穴にウェッジ式アンカー(HSA)を挿入します。
今回の動画ではショートアンカーのM10×68を使用しております。
今回はハンマーを使用しますので、
ハンマーで打ち込みしろを叩き、所定の深さ(青のライン)までアンカーを挿入して下さい。
孔底まで届くと音が変わります。
※打設セッティングツールHS-SCで施工を行う場合は、
HS-SCをハンマードリルに取り付け、回転+打撃モードにし、
先端をアンカーの打ち込みしろに接触させたのち
ハンマードリルを起動させ押し込むように所定の深さまでアンカーを挿入してください。
アンカーを打ち込めたら、取付物にナット・ワッシャーで固定します!
トルクレンチで所定の締付トルク値まで締め付ければ施工完了です!
HKDなどアンカーの詳細はこちらから!
いかがでしょうか。
日本ヒルティと山内商事株式会社では、お客様にファスニングシステムを正しくご理解いただき、施工後の品質管理を確実に行っていただくため、技術支援を目的とした各種セミナーを開催しております。
詳細はお気軽に山内商事株式会社までお問い合わせ下さい。
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HILTIのハンマードリル初号機 TE17をご存じでしょうか。
ブルーグレーの本体に赤いハンドル、もう50年近く経つ機種です。
エアロニューマチック機構を 搭載、今では、ごく当たり前の
機能ですが、当時は革新的で
素晴しい穿孔スピードでした。
さすがに、もう見かけることは無くなりましたが、数年前までは、現役で活躍しているご老体もおられました。
今もこの高性能・高耐久性は、
変る事なく息づいております。
一度、手にして頂ければ、
その品質にご納得頂けると確信しております。
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