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内部コーン打ち込み式アンカー(HKD)の施工手順を動画で解説

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はじめに 

この記事をご覧いただいている皆様

お世話になっております。HILTI阪神地区代理店の山内商事株式会社でございます。

 

山内商事ではお客様の施工技術向上をサポートするために、

定期的に施工方法を解説した動画を配信しております。

 

今回は内部コーン打ち込み式アンカー(HKD)を用いて行う施工の手順について

動画と画像を使って解説します。

 

内部コーン打ち込み式アンカー(HKD)は段階拡張コーンにより硬い母材にも簡単かつ適切に対応できるアンカーです。

 

当記事を最後までご覧になっていただき、ご参考いただけますと幸いです。

内部コーン打ち込み式アンカー(HKD)とは

内部コーン打ち込み式アンカー(HKD)の施工手順についてご紹介させていただく前に、

内部コーン打ち込み式アンカーの概要に関して簡単にご紹介いたします。

 

内部コーン打ち込み式アンカーとは、内部コーンを拡張させることで、引抜強度を確保することができるものです。埋め込み深さが浅いため、軽量物を取り付ける事に適したアンカーです。ウェッジ式アンカー(HSA)よりもコストが低く抑えられ、施工も簡単です。

 

内部コーン打ち込み式アンカーの主な用途としては、軽量物の天井への取り付け・空調ダクトの取付け、軽量のケーブルラックの取り付けなどが挙げられます。

 

それでは動画をご覧ください

今回は内部コーン打ち込み式アンカー(HKD)の施工手順を動画で解説します。

 

それでは、動画の中で出てきた内部コーン打ち込み式アンカー(HKD)の施工において確実に抑えておきたいポイントを以下で詳しく解説いたします。

下穴の穿孔(TE6-A22-DRS)

  • 1
    下穴を穿孔

今回はHILTI TE6-A DRSを使って下穴を穿孔します!

付属のデプスゲージを使用して穿孔深さを設定します!

今回はウェッジ式アンカーHSAのM10×68を使用するので、

HILTIのハンマードリルビット TE-CX12-17を装着し、

穿孔径はM12、穿孔深さは33で穴をあけていきます。

HKDのそれぞれの仕様はこちらから!

DRSとは集塵装置のことで、これを使うことで切り粉の飛散を防ぐことが可能です。

特に、天井作業の際は集塵装置なしで激しく飛散するため必須と言っても良いでしょう。

穿孔後の切り粉が少なくてきれいなため、DRSを使用することをオススメします!

TE 6-A DRSの詳細はこちらから!

内部コーン打ち込み式アンカー挿入のポイント(手打ち編)

  • 1
    孔内の清掃

穿孔後は、必ず孔内の切粉を完全に除去しましょう。

今回はHILTIのダストポンプを用いて清掃します。

  • 2
    内部コーン打ち込み式アンカー(HKD)を挿入、叩き込み(HSD-G)

下穴に内部コーン打ち込み式アンカー(HKD)を挿入します。

手打ち方式で施工する場合は、

手打ち式専用工具HSD-Gを使用して、打込んでいきます。

今回はHKD3/8×30ですので、HSD-G M10 3/8×30を使用します。

内部コーン打ち込み式アンカー(HKD)に刻印が付くまでHSD-Gをハンマーで叩き込んでいきます。

内部コーン打ち込み式アンカー(HKD)を打ち込めたら、取付物にナット・ワッシャーで固定します!

トルクレンチで所定の締付トルク値まで締め付ければ施工完了です!

内部コーン打ち込み式アンカー(HKD)などアンカーの詳細はこちらから!

内部コーン打ち込み式アンカー挿入のポイント(機械打ち編)

  • 1
    孔内の清掃

穿孔後は、必ず孔内の切粉を完全に除去しましょう。

今回はHILTIのダストポンプを用いて清掃します。

  • 2
    内部コーン打ち込み式アンカー(HKD)を挿入、叩き込み(HSD-M)

内部コーン打ち込み式アンカー(HKD)を下穴に挿入します。

ハンマードリルTE-6 A-22に機械打ち専用工具HSD-Mを装着し、

ハンマードリルを打撃モードに設定します。

機械打ち専用工具HSD-Mで打ち込む場合は、

先端部がアンカー内部へ完全に入るまで押し込んでいきます。

 

※内部コーン打ち込み式アンカー(HKD)専用セッティングツールHKD-TE-CXを使用する場合は、

ハンマードリルへ装着し、打撃モードに設定であることを確認後、

先端部がアンカー内部へ完全に入るまで押し込んでください。

内部コーン打ち込み式アンカー(HKD)を打ち込めたら、取付物にナット・ワッシャーで固定します!

トルクレンチで所定の締付トルク値まで締め付ければ施工完了です!

内部コーン打ち込み式アンカー(HKD)などアンカーの詳細はこちらから!

内部コーン打ち込み式アンカーのアンカーピッチの注意点

  • 1
    2本目を打つ際のアンカーピッチ

2本目を打つ際には、アンカーピッチに注意してください。

<アンカーピッチに注意する理由>

内部コーン打ち込み式アンカー(HKD)3/8×30の場合は、最小でも60mmが必要となります。

  • 2
    へりあき寸法に関して

アンカーピッチのみならず、へりあき寸法も注意して下さい。

内部コーン打ち込み式アンカー(HKD)3/8×30の場合は、最小でも80mmが必要となります。

※動画上で使用した母材は小さいもので代用いたしましたが、

 実際使用する母材は必ず上記を守って施工をお願い致します。

内部コーン打ち込み式アンカー(HKD)の施工方法、施工条件はこちらから!

あと施工アンカー講習会はこちら

いかがでしょうか。

日本ヒルティと山内商事株式会社では、お客様にファスニングシステムを正しくご理解いただき、施工後の品質管理を確実に行っていただくため、技術支援を目的とした各種セミナーを開催しております。

 
お客様のご要望に応じて、随時対応させて頂きます。

詳細はお気軽に山内商事株式会社までお問い合わせ下さい。

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ごあいさつ

山内雅也

HILTIのハンマードリル初号機 TE17をご存じでしょうか。
ブルーグレーの本体に赤いハンドル、もう50年近く経つ機種です。
エアロニューマチック機構を 搭載、今では、ごく当たり前の
機能ですが、当時は革新的で
素晴しい穿孔スピードでした。
さすがに、もう見かけることは無くなりましたが、数年前までは、現役で活躍しているご老体もおられました。
今もこの高性能・高耐久性は、
変る事なく息づいております。
一度、手にして頂ければ、
その品質にご納得頂けると確信しております。

 

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2年間無償修理を保証します。

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