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芯棒打ち込み式アンカー(SC-1060)の
施工手順を動画で解説

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はじめに 

この記事をご覧いただいている皆様

お世話になっております。HILTI阪神地区代理店の山内商事株式会社でございます。

 

山内商事ではお客様の施工技術向上をサポートするために、

定期的に施工方法を解説した動画を配信しております。

 

今回はサンコーテクノ製芯棒打ち込み式アンカー(オールアンカー SC-1060)の

施工手順について動画と画像を使って解説します。

 

サンコーテクノ製の芯棒打ち込み式アンカー(オールアンカー)は、

芯棒を打ち込むだけで簡単にアンカーの施工が可能となります。

芯棒が本体頭部に接することで施工が完了となるので、

一目で施工完了が分かり、施工管理が簡単に可能となります。

また、取付物の上から直接施工ができるため、施工性も優れています。

 

当記事を最後までご覧になっていただき、ご参考いただけますと幸いです。

芯棒打ち込み式アンカーとは

芯棒打ち込み式アンカー(オールアンカー SC-1060)

施工手順についてご紹介させていただく前に、

芯棒打ち込み式アンカーの概要に関して簡単にご紹介いたします。

 

芯棒打ち込み式アンカーとは、

打込み方式の金属系アンカーで、

芯棒を本体の内側に打ち込むことにより本体の拡張部を押し上げるアンカーです。

芯棒を打ち込んだ際、その反力は取付面または施工面に受けます。

孔底で反力を受けて施工するとアンカーの拡張にバラつきが起こり、

固着力を低下させてしまうため、アンカーの末端部は孔底に接しないようにしましょう。

 

芯棒打ち込み式アンカーの主な用途としては、

手すりの取り付けやフェンス支柱・ブラケットの固定等が挙げられます。

それでは動画をご覧ください

今回は芯棒打ち込み式アンカー(オールアンカー SC-1060)

施工手順を動画で解説します。

 

それでは、動画の中で出てきた芯棒打ち込み式アンカーの施工において

確実に抑えておきたいポイントを以下で詳しく解説いたします。

下穴の穿孔(TE6-A22-DRS)

  • 1
    下穴を穿孔

ハンマードリル HILTI TE6-A DRSを使って下穴を穿孔します。

今回はサンコーテクノ製オールアンカー SC-1060を使用するので、

HILTIのハンマードリルビット TE-CX10.5-17を装着し、

穿孔径は10.5φ、穿孔深さは50で穴をあけていきます。

HSAのそれぞれの仕様はこちらから!

DRSとは集塵装置のことで、これを使うことで切り粉の飛散を防ぐことが可能です。

特に、天井作業の際は集塵装置なしで激しく飛散するため必須と言っても良いでしょう。

穿孔後の切り粉が少なくてきれいなため、DRSを使用することをオススメします!

TE 6-A DRSの詳細はこちらから!

  • 2
    孔内の清掃

穿孔後は、必ず孔内の切粉を完全に除去しましょう。

今回はHILTIのダストポンプを用いて清掃を行います。

施工のポイント(ハンマーで打ち込む場合)

  • 1
    芯棒打ち込み式アンカー(SC-1060)を挿入

切粉を完全に除去した下穴に芯棒打ち込み式アンカーを挿入します。

今回の動画ではサンコーテクノ製SC-1060(M10×60)を使用しております。

  • 2
    ハンマーを用いて芯棒を打ち込む

アンカーのセットが完了したら、

ハンマーを用いて芯棒打ち込み式アンカーを打ち込んでいきます。

芯棒の頭部がアンカー本体の頭部に接するまで打ち込んでいきます。

芯棒の頭部がアンカー本体の頭部に接するまで打ち込めたら、打ち込みは完了です。

打ち込み後はスパナ類を用いてナットを締め付け、

取付物が固定されているか確認します。

その他アンカーの詳細はこちらから!

施工のポイント(専用ハンドホルダー(AL-H)で打ち込む場合)

  • 1
    芯棒打ち込み式アンカー(SC-1060)を挿入

切粉を完全に除去した下穴に芯棒打ち込み式アンカーを挿入します。

今回の動画ではサンコーテクノ製SC-1060(M10×60)を使用しております。

  • 2
    専用ハンドホルダーを用いて芯棒を打ち込む

アンカーのセットが完了したら、

専用ハンドホルダー(AL-H)を用いて芯棒打ち込み式アンカーを打ち込みます。

写真のようにセットし、専用ハンドホルダーの頭部をハンマーで叩きます。

芯棒の頭部がアンカー本体の頭部に接するまで打ち込んでいきます。

 

専用ハンドホルダー(AL-H)を使用することで、

芯棒が途中で曲げてしまうことを防いだり、

狭い場所でハンマーでは打込めない場合でも打ち込みが可能になります。

芯棒の頭部がアンカー本体の頭部に接するまで打ち込めたら、打ち込みは完了です。

打ち込み後はスパナ類を用いてナットを締め付け、

取付物が固定されているか確認します。

その他アンカーの詳細はこちらから!

施工のポイント(専用マシンホルダー(AL-H-SDS)で打ち込む場合)

  • 1
    芯棒打ち込み式アンカー(SC-1060)を挿入

切粉を完全に除去した下穴に芯棒打ち込み式アンカーを挿入します。

今回の動画ではサンコーテクノ製SC-1060(M10×60)を使用しております。

  • 2
    専用マシンホルダーを用いて芯棒を打ち込む

アンカーのセットが完了したら、

専用マシンホルダー(AL-H-SDS)を用いて芯棒打ち込み式アンカーを打ち込みます。

 

専用マシンホルダーをハンマードリルへ装着し、

打撃モードに設定したことを確認して打ち込みを開始します。

写真のようにセットし、専用マシンホルダーで打ち込みます。

芯棒の頭部がアンカー本体の頭部に接するまで打ち込んでいきます。

 

専用ハンドホルダー(AL-H)と同様に

専用マシンホルダー(AL-H-SDS)を使用することで、

芯棒が途中で曲げてしまうことを防いだり、

狭い場所でハンマーでは打込めない場合でも打ち込みが可能になります。

また、ハンマードリルを使用することで効率的に作業が行えます。

芯棒の頭部がアンカー本体の頭部に接するまで打ち込めたら、打ち込みは完了です。

打ち込み後はスパナ類を用いてナットを締め付け、

取付物が固定されているか確認します。

その他アンカーの詳細はこちらから!

打ち込み後のポイント

  • 1
    スパナ類を用いてナットを締め付け

打ち込み後はスパナ類を用いてナットを締め付け、

取付物が固定されているか確認します。

  • 2
    トルク値の計測

今回はKTC製トルクレンチ デジラチェを使用して

オールアンカー SC-1060のトルク値を計測していきます。

芯棒の頭部がアンカー本体の頭部に接するまで打ち込んでいきます。

その他アンカーの詳細はこちらから!

あと施工アンカー講習会はこちら

今回は、サンコーテクノ製芯棒打ち込み式アンカー(オールアンカーSC-1060)

の施工方法について取り上げました。

芯棒打ち込み式アンカーの他にも、

内部コーン打ち込み式アンカーや注入式ケミカルアンカーなど、

アンカーには多くの種類が存在します。

 

そして、 それぞれのアンカーを適切な方法で施工しないと、

誤った施工手順・トルク管理のまま施工を完了してしまうおそれがあるため、

アンカーの脱落や母材の破損など、重大な事故に繋がる可能性があります。

 

山内商事ではヒルティと共同で正しいあと施工アンカーに関する講習会を実施させて頂いております。

お客様のご要望に応じて、臨時で対応させて頂きますのでお気軽にお問い合わせください。

 

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ごあいさつ

山内雅也

HILTIのハンマードリル初号機 TE17をご存じでしょうか。
ブルーグレーの本体に赤いハンドル、もう50年近く経つ機種です。
エアロニューマチック機構を 搭載、今では、ごく当たり前の
機能ですが、当時は革新的で
素晴しい穿孔スピードでした。
さすがに、もう見かけることは無くなりましたが、数年前までは、現役で活躍しているご老体もおられました。
今もこの高性能・高耐久性は、
変る事なく息づいております。
一度、手にして頂ければ、
その品質にご納得頂けると確信しております。

 

ヒルティ永久サポート

このロゴがついている機種は、
2年間無償修理を保証します。

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